openoffice calcには、図形描画のコネクタ(接着点のある線)が装備されていない。
ネットで調べてみると大抵は、openoffice drawを起動し、drawでコネクタを描画して、
それをコピペでcalcに貼り付ける等の対処法はあった。
だが、私はそれでも面倒くさいから、他にないかと考えた結果、
新たな方法を思いついた。
最初からコネクタを貼りつけたテンプレートを作成し、
calcを起動した時にそのテンプレートを開けばいいじゃないかって事だ。
やり方は以下の手順。
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1.calcを起動
2.「ファイル」>「新規作成」>「図形描画」でdrawを起動
3.「図形描画ツールバー」から「コネクタ」を選びdrawに描く
(直線の屈折と曲線の二つで充分、後はcalcの中でコピペで使用し、矢印等はcalcで編集可能な為)
4.描いたコネクタをコピペでcalcに貼り付け
5.drawはもう用なしなので閉じる
6.「ファイル」>「印刷プレビュー」で「印刷プレビューを閉じる」を押下。
(ページ範囲を確認する為に行う。この時、自分のお決まりの書式に設定した後、
「印刷プレビューを閉じる」でも良い)
7.ページの区切り線が現れるので、コネクタをページの区切り線の外側に配置する
8.ページの区切り線までの範囲の全セルを選択し、「書式」>「印刷範囲」>「定義」を選択
9.「ファイル」>「ドキュメントテンプレート」>「保存」を選択
10.「新しいドキュメントテンプレート」に「A4縦」等の名前を入力し「OK」を押下
11.「ファイル」>「ドキュメントテンプレート」>「管理」を選択
12.作成したテンプレートを選択し、「コマンド」>「標準テンプレートとして設定」を選択
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こうすれば、calcを起動したとき、作成したテンプレートが開く。
それにより、ページ枠外にコネクタが配置され、
それをコピペで使用すれば、コネクタが使用できる。
また、ページ枠外に配置しているので間違って印刷される事もない。
ツールバーにコネクタが追加される日が来るまでこれで何とか乗りきろう。