vine

私のlinuxへの入り口は、日経コンピュータの付録で付いていたvineのインストールcdである。その時 は、無料でwindowsに近い事がいろいろできるんだとびっくりしたのを思い出す。当時は、日本語処理に関しては、vineが一番よくて、他のディ スト リビューションはそこまでなかったかと思う。他といってもfedoraくらいだった。debianはインストールが難しくて、インストールが成功する 事が なかった。今はvirtualboxってのがあるからインストールは失敗してもいろいろ対策ができるが、当時は、windowsの入っているマシンに 直接 インストールし、デュアルブートで立ち上げるやり方でやっていた。インストールが失敗するとwindowsも立ち上がらなくなるから、いろいろ四苦八 苦し たのを覚えている。fddにgrubのリカバリーを作成して、立ち上げたときもあった。ubuntuは後から出てきたもので、それから、日本語もほぼ 全て のディストリビューションで使えるようになった印象がある。10年くらい前の話だが。

1.一般設定

guest additions [アプリケーション][システムツール][端末] より、
①su –
②passワード入力
③apt-get update
 apt-get upgrade
   apt-get install gcc make dkms
を行い、その後インストールする。
virtualboxの[デバイス][guest additionsのインストール]を選択。
するとデスクトップにcdのアイコンが表示される。
再び[端末]より
④cd /media/VBOXADDITIONS_~
⑤./VBoxLinuxAdditions.run
でインストールされる。
エラーが出たら、表示されたメッセージに従い、
apt-get install kernel-devel~
をインストール、①②④⑤を実施する。
自動起動するアプリ [アプリケーション][システム][設定][ユー ザ向け][自動起動す るアプリケーション]で追 加。
thunderbirdなど。
ファイル管理ツリー表示 ファイル管理ソフトが非常に扱いづらいのでツリー 表示する。
[設定][動作タブ][常にブラウザ・ウィンドウで開く]にチェックする。
flashのインストール synapticにより、adobeで検索し、flash- pluginをインストールする。
openjdkをインストール [システム][管理][ソフトウェアの追加/削 除]でopenjdkで 検索し、
二段目のプログラム名が(一段目は名称みたいなもので紛らわしい)
icedtea-web~
java-1.6.0-openjdk~をすべて
にチェックを入れインストールする。
動画プレイヤーのインストール synapticよりself-build- vlcをインストール

2.プログラマー向け設定

iptablesの停止 windowsと linuxで接続して使用す る場合、iptableのチェックで接続ができない為、iptablesを停止する。
[端末]より
su –
passワード入力
停止するには
/etc/init.d/iptables stop
自動起動を停止するには
chkconfig iptables off
ssh設定 opensshはインストール済みである。
[端末]より
su –
passワード入力
すぐstart開始するには以下を入力
/etc/init.d/sshd start
次回起動時自動起動するには以下を入力
chkconfig sshd on
mysqlのインストール synapticより、mysql-server とmysql- clientをインストール
設定ファイルはコピーを行う
cp /usr/share/mysql/my-medium.cnf /etc/my.cnf

最初からutf8の設定になっているので設定ファイルの編集は不要。

起動する場合は以下を入力
/etc/init.d/mysql start
次回自動起動するには以下を入力
chkconfig mysql on
起動するには
mysql
と入力
データベース登録は
create database データベース名;
権限を与えるには、
GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO [ユーザID]@”%” IDENTIFIED BY ‘[パスワード]’ WITH GRANT OPTION;
データベース定義変更後再起動するには
/etc/init.d/mysql restart

eclipseの設定(linuxで動かす場合) ここよりeclipseをdownload
http://www.eclipse.org/downloads/
standard4.3
packageはlinuxをダウンロード
[端末]より
tar zxvf eclipse-standard~.tar.gz

日本語化するにはここより1.4.0をダウンロード
http://mergedoc.sourceforge.jp/

cdでeclipseディレクトリにカレントを移し
unzip /~/pleiades_1.4.0.zip
を実行
上書きを聞いてくるのでyesを入力

editorより、eclipseディレクトリの中の
eclipse.iniを開き、最下行に
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
を追加する。
また、
xms 256m
xmx 1024m
に変更する。

デスクトッププログラム開発ならwindow builderをインストールする。
eclipseを起動(eclipseディレクトリの中のeclipseを開く)。
[ヘルプ][新規ソフトウェアのインストール][作業対象]に
以下のurlを入力
http://download.eclipse.org/windowbuilder/WB/release/R201306261200/4.3/

表示されたプログラムに全てチェックを入れインストールする。
途中、同意等求められる。

javaの文字化け cd /usr/java/jre1.6.0_27/lib/fonts/
mkdir fallback
cd fallback/

シンボリックリンク
ln -s /usr/share/fonts/TrueType-vlgothic/VL-PGothic-Regular.ttf

softmaker officeのインストール 個人的には、こちらが好きなので、インストール。
まず、ここよりlinux版をダウンロード
http://www.freeoffice.com/de/download
ダウンロード後、[端末]より
su –
passワード入力
cdでダウンロード先まで移動し、
apt-get install softmaker~

メニューに追加されるので、起動。
planmakerの場合、好みにより設定。
[ツール][アプリケーション設定]
[言語タブ][英語(アメリカ)]に変更
[ファイルタブ][標準設定のファイル形式][Excel]に設定
[バックアップファイルを作成する]のチェックを外す