linuxを始めよう

2014年4月9日、ついに長年愛用されてきた windows xpのサポートが切れる。
 私なんかは、この前のwindows8キャンペーンにより、5千円ほどでアップグレード版を手にしたが、キャンペーンを逃した人 は、windows8にアップグレードするには2万円程かかるであろう。
 ただし、このページで説明するlinuxについては、ただでosが使え、 windows xpと同等の事ができる。しかもサポートはされていく。
 また、windows8は、タブレット兼用のosの形をとっているが、実はlinuxも、タブレッ トを見据えた形はwindows8よりも先に開発されていたのである。
 とりあえず、最初から、windowsの入っているdiskにlinuxを入れるの は、リスクが高い為、まずは、windowsの中に、仮想端末を設置し、その中でlinuxを起動する事により、linuxに慣れてから、最後に windowsの置き換えを行って欲しい。

★virtualboxにubuntuを入れてみよう
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
ここよりvirtualboxをダウンロードする
hostsとは、仮想端末を入れるプラットフォームの事でwindowsに入れるなら、
VirtualBox 4.2.14 for Windows hosts x86/amd64
をクリック
②インストールは簡単なのでそのまま進んで下さい。途中警告等でますが、承認して進んで下さい。
③virtualboxのインストールが終わり、立ち上げた後に一番にやってもらいたい設定が
ホストとゲスト切替キーの設定である。これをやらないとvirtualboxから抜け出せなくて、windows自体を再起動するハメに なるので行っ て欲 しい。キーボードに右Ctrlがある人は設定は不要である。
私のキーボードは右Ctrlが無いため、Applicationを割り付けるようにしている。
ファイル>環境設定>入力で、ホストキーのボックスにカーソルを置き、割り付けたいキーを押す。
④ubuntu インストールcdの入手
 以下より、入手する。
http://www.ftp.ne.jp/Linux/packages/ubuntu/releases-cd/12.04.2/
半分より下の?マークのところから選択

diskのパーティションでlvmを使用する場合は、desktopよりalternateが細かい設定ができる。
amd64は、64bit用、i386は、32bit用
64bitはbiosで仮想化支援機能(VT-x/AMD-V)を有効化しないとできません。無理な人は32bitを選択
isoはcdイメージそのままダウンロード、iso.torrentはtorrentを利用したダウンロードをする場合クリック
12.04.2はロングサポート版である
⑤virtualboxの新規ボタンを押すと下のようなボックスが出るので、任意の名前とタイプ、バージョンを選択。

⑥メモリーサイズは既定値は512MB、任意でホ ストマシンメモリの半 分まで設定可能
⑦新規の場合、仮想ハードドライブを作成するを選 択
⑧virtualboxなのでVDIを選択
⑨これもお好みにより設定
⑩ファイルサイズもお好みにより設定。既定値は 8.00GB
⑪設定が終わり、virtualbox初期画面に戻ったら、起動をク リック
下のような画面が出てくるので、ダウンロードしたubuntuのcdイメージを選択する。
⑫F2を押し、日本語を選択する。ちなみにalternate版で説明 する。desktop版はもっと簡単にインストールできるので、説明は省略する。
⑬Ubuntuをインストール(I)を選択
⑭はいを選択
⑮日本を選択
⑯日本を選択
⑰日本語を選択
⑱ホスト名は任意の名前を入力。既定値は ubuntu
⑲ユーザ名を入力
⑳アカウントのユーザ名を入力
㉑パスワードを入力
㉒パスワードを再度入力
㉓パスワードがぜい弱な場合メッセージが出るがこのまま使用する場合 は、はいを選択
㉔任意で選択して下さい
㉕asia/tokyoなので、はいを選択
㉖disk増設する場合、lvmのほうがやりやすい。お好みで選択。
㉗そのままエンター
㉘はいを選択
㉙続けるを選択
㉚はいを選択
㉛ブランクで続けるを選択
㉜お好みで選択
㉝「はい」を選択。これは、仮想diskの中の最 初に読まれるマスター ブートレコードであり、安心して「はい」でいいが、仮想端末ではなく、実際の端末、windowsが入っている端末にインストールする場合、「はい」 を選 択するとubuntu側にデュアルブートのメニューが作成される。(windowsとubuntuの起動メニュー)。windowsが入っている端末 にイ ンストールする場合で「いいえ」を選択した場合、マスターブートは元のwindows側となり、windowsが立ち上がるだけなので、ubuntu を起 動するために起動メニューにubuntuを追加しないと行けない。windowsを削除してクリーンインストールの場合は、「はい」でよ い。
㉞はいを選択
㉟自動でアンマウントされているはずなので、続け るを選択
㊱インストールが終了し、再起動すると、ubuntuのログイン画面が 表示される。パスワードを入力し、エンター
㊲ubuntuにログインされました。linux の場合、デスクトップ 環境はいろいろ積変える事ができ、かっこいい環境、軽い環境等、有名どころでは、gnome,kde,xfce,lxdeが安定している。 ubuntu は、最近は既定はunityというデスクトップ環境で下の画面のようにタブレットを意識した環境となる。タブレット派はこれでやっていけばよいかと思 う。
㊳タブレットではなく、windows xpみたいに、操作したい場合は、デスクトップ環境のgnomeをインストールする。左のメニューアイコンの買い物バッグみたいなアイコンをクリック する とubuntuソフトウェアセンターが立ち上がる。gnomeで検索するとGNOME Shellが出てくるのでインストールする。
㊴linuxでアプリをインストールする場合、認 証が必ず必要でパス ワードを入力する。
㊵インストールが終わったら、ログアウトする。
㊶ログイン画面で、ubuntuマークをクリックするとセッション選択 画面になる。ここでGNOME Classic(No effects)を選択し、ログインする。
㊷メニューが上にあるが、アプリケーションをクリックすると、 windows xpのようなメニューが出てくる。メニューを下に移動したり、クイック起動したいアプリをメニューに追加する場合は、altを押しながら右クリックす る と、メニューのカスタマイズが出来る。
あとは、windows xpが使える人だったら、問題なく使えるデスクトップ環境になっているはずである。
これでインストール方法についての解説は終わり。
linuxの場合、いろいろなディストリビューションがあり、ubuntuのほかに、有名どころでは、 fedora,debian,centos, opensuse,vine,mint等があるが、デスクトップ環境はgnomeとか同じものを使う事になる。人間で例えるなら、頭脳、心臓は違う が、顔 が全く一緒みたいなもの。
興味のある人は、いろいろなディストリビューションを試すとよいかと思う。
そしてベストなlinuxディストリビューションをwindows xpに代わるものとして探せばよいかと思う。